ぎっくり腰、さぁ、どうする?

ぎっくり腰、さぁ、どうする?

ぎっくり!! 腰痛について(やや長文)

応急対応ですが、少しでもお役に立てる可能性があるので、お読みいただき、可能であれば実行してみて下さい。

①コルセットをご使用下さい、これでかなり楽になります。

②お持ちであれば大きな副作用が無く、何年飲んでも安全な鎮痛薬をお飲み下さい。

③痛みがひどい様なら移動の少ない距離内で病医院での神経ブロック注射がお勧めです。

痛みが軽くなったら

③背筋を鍛えましょう!!これが一番です(ご希望なら説明いたします)。

④しかし、特に起き上がるときの痛みは、丁寧な治療が必要です。

関節は使い過ぎても、逆に使わなくても、痛みます。背骨にも関節はあります。腰椎は各々の骨をつないでいる椎間関節と言う関節に問題があり、寝返りが少ないと椎間関節が傷み、寝ている間や起床時に痛みとして感じます。整形外科、信用ある接骨院等をお訪ね下さい。

腰痛の原因を究明するのは非常に難しいです。しかし腰痛の原因のほとんどは「椎間板」の変性と言われています。繰り返しの負荷や急激な姿勢変換動作によって椎間板外側を構成する線維輪というドーナツみたいな組織に亀裂が入り、痛みが生じます。同時に背骨の関節のすり減りも痛みの原因となってしまいます。痛みは更に骨にへばりついた筋肉に出ますが、背骨の不安定さをカバーするために、姿勢を作る役目の筋に異常緊張を起こします。この状態で腰は広範囲にかなり痛くなります。痛みの原因がここであれば、背もたれのある椅子に座ってバンザイ背伸びをしてみます。そのまま体を左右に倒します。次は左右の手を前方で交差させ、肘を少し曲げた状態で体を左右にひねります。ゆっくりとした動きで痛みを誘発しないように少しずつ行ってみます。原因となった筋肉の緊張が解けて来れば、一時的にはかなり楽になります。悪化させる原因として前屈45°位の姿勢にて椎間板内圧が最大値になる事が実験的に証明されていますので、中腰を避け重いものを持たないようにしてください。椎間板の正確な診断には専門医によるMRI検査が必要です。